ウロコインコ サンチークのナツがPBFD/BFDの疑い

サンチークのナツが、なかなか体重が増えず悩んでいたんです。

孵化して2ヶ月経つ(60日齢)のですが、体重が46g〜49gくらいを行ったり来たりしていて、しっかりと立っていられない時も見受けられていました。

サンチークは希少カラーなので、個体的に小さいのですが、それにしてもあまりに小さいし・・・。

そう思って、「どうやったら肥えさせることができるのか?」と相談しに、鳥の知識には一目置いている大阪府和泉市のP&C LEONさんに相談して見ました。

(昨日の話です)

PBFD・BFDの疑いがあります。

P&C LEONさんは獣医師ではないですが、鳥のことを愛して仕方がない小鳥専門店さんです。それゆえに、鳥の育成や病気などの知識に関しては、徹底的に勉強しておられるようで変態級です。(いい意味でね)

そこで、ナツを見てもらいました。

この写真は、7月25日に撮影したサンチークのナツです。

左足の怪我を撮影しようと撮ったもの(傷口が見えなくて採用しなかった写真)ですが、枚方市のジュエルパラキートさんからお迎えして3日目の写真ということになります。

症状としては、ナツの尾羽の生え際を見てもらうと分かりますが、特に端っこに生えている小さい伸び損なっている尾羽を見てみると、羽の芯の部分が黒くなってますよね。

尾羽の生え際の部分も同じようになっています。

これは、PBFD・BFDの症状で、その疑いがある証拠だと教えてもらい、栄養失調の時にもなる可能性があるし、毒性によるものの可能性もあると付け加えられましたが。

さらには、くちばしの部分を見て(下の写真)紫色の傷があるのも、普通じゃないとの見解でした。

この写真は、今日8月7日撮影したものですが、くちばしの傷は、8月2日に見つけたので1週間ほど前から出来ている感じですね。

もう、これだけ根拠を挙げられると辛いですが、症状から見ての疑いなので、きっちりと検査を受けて見てくださいとのアドバイスをしてくださいました。

さらには、「呼吸音もシューシューと音がなっているので気管支炎の疑いがあります。」と言われ、聞かせてもらうと、本当にシューシューと鳴っています。

その他、色々と食生活を聞かれたので、ジュエルパラキートさんから授かった時にオリジナル配合シードのパックや挿し餌用にオリジナル配合の緑色の粉(プロテイン・乳酸菌・サプリメント)を貰ったこと、ペレットのことなどを話すと。

ウロコさんは粟玉はダメなので止めてください。とのアドバイスをくださり、あと「毒性による症状かもしれない」ので、「緑の粉が怪しいので与えるのを止めてペレットだけで肥えさせるように頑張って見てください」とのこと。

目標は60gです。じゃないと、おそらく体力的に治療に耐えられないと思います。と・・・。

最後に、複合的に病気に掛かっている恐れがあるので「たかつき鳥の病院」で検査受けることを強くすすめられたので、従うことにしました。

ウロコインコの体重を増やすには

ナツの場合、とにかく食べて貰うことが第一と教えてもらいました。

今まで与えていた粟玉入りのシードミックスを即止めて、挿し餌用にもらった緑色の粉も与えるのを止めました。

ペレットは、ハリソンのスーパーファインとpretty birdのナチュラルゴールド スモールで栄養価重視のペレットを与えることにしました。

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(国内通販はここだけ扱っていました)

>> ハリソンのスーパーファイン 詳しくは画像をクリックしてくださいね。

その他、インコが食べても大丈夫な果物、りんご・ぶどう・桃・いちご etc.

とにかく、食べるものをトコトン食べさせてくださいとのことでした。

たかつき鳥の病院を予約

今朝、さっそくP&C LEONさんのアドバイス通りに、たかつき鳥の病院へ予約の電話をしました。

14日の18時が最速の予約枠でした。完全予約制なので、飛び込みでは診てもらえないようです。こっちは、藁にもすがる思いで今すぐにでも診てもらいたいのですが、こればっかりは仕方ないですね。

同じように、病気に掛かったインコたちが居るんでしょうからね。それにしても、1週間後とは、成長の早いウロコインコの雛には長い時間です。ん・・・歯痒い。

たかつき鳥の病院の情報

住所:大阪府高槻市北園町1-24

電話番号:072-685-8550

診察時間と休診日

WEBサイト:http://www.torinobyoin.com

たかつき鳥の病院の料金は明朗会計だった

14日に受診した時に調べてきます。8月15日追記

院内に料金表が掲示されていましたので、写真を撮ってきました。

診察料、検査料、注射、処置料など項目によって細かく料金が掲示してありました。明朗会計はすごく助かりますね。

ナツちゃんの診察の待ち時間じ撮影してきましたが、この料金表は2017年6月1日に更新した料金のようです。

時代の流れとともに、料金の改定はあるかもしれませんが、上田先生の処置の手際の良さと、鳥さんたちに真摯に向き合う姿勢は素晴らしいと感じました。

初診料は、堺市の中津動物病院よりも高いですが、レントゲン写真代も含まれての料金だっし、そのレントゲン写真をみて鳥の状態を説明してくれたりと勉強にもなりました。

肝心のナツちゃんの容態については後日書くとして、処置の手際の良さと症状による見解は経験値が高く感じましたので、遠方の病院でしたが入ったよかったと思います。

コメント

  1. かず より:

    サンチークの体の小ささは飼育していて心配になりますし病気を疑ってしますよね^^;

    さて、ツイッターでは認知していただいておりますものですが(笑)

    確か、この子はたかつき鳥の病院の上田先生に一度診察を受けてるとブリーダーさんがブログに書いていましたので、カルテなり残っているものと思いますよ。

    PBFDなどをご心配でしたら一度ラボにDNA鑑定に出すのも方法かと思います。
    ちなみに私は佐々木核酸科学研究所に出しています。

    • かずさん、お世話になってます。
      コメントありがとうございます。

      あまりに小さいのと尾羽の芯に黒く瘡蓋がついて開かないので
      PBFDではないかと言われました。

      おっしゃる通り、ブリーダーさんのブログでたかつき鳥の病院に罹った前歴があるのでカルテ目的もあり検査予約を取りました。

      栄養障害などの症状によるものでしたら、栄養価を考えた食事で育てれば
      問題ないと考えています。

      やはり、先住の仔も一緒に住んでいるので疑いがある以上、自分でも検査が必要だと思いました。

      佐々木核酸科学研究所も検討しておりましたが、今回はひとまず前歴のある病院へ伺ってみようと思います。