サンチークのナツは親鳥に舐められた(羽を抜かれた)ハゲた雛

ウロコインコに限らずですが、初めての産卵および孵化を経験する親インコはかなり神経質なものです(人間も同じですけどw)で、同じく飼い主も気が気ではない心境だと思います。

そして、中の様子を見たいという親心。分かります、非常にわかります。

覗くと親鳥にストレスを与える。ということは、親インコにバレないように盗撮カメラを仕込んでおくのが一番。ということですよね。

巣箱を覗かれるのがかなりのストレスになるみたいですから。

親インコが雛の毛を抜く場合がある

巣上げの時にハゲている雛がいる場合があります。

これは、親インコがストレスや雛の扱いが分からない時に起こる行動みたいです。

ご覧の通り、ナツもハゲ雛ちゃんでした。

これはブリーダーさんから頂いた写真です。

くちばしの様子を見ると、ニッコリとスマイリーな感じしますけど。

これは巣上げされて、数日経ってからの写真です。

真上から見るとこんな感じに、背中側の体毛系の羽はきれいに舐め取られてしまっていました。

鳥なので、舐められた羽はまた生えてはくるのですが、体を大きくしていくために使う栄養を羽にも使ってしまうということで、本当はあまりよろしくはないようです。

なので、雛の状態を見ることができるなら、よく観察してから検討する方が良いかと思います。

ハゲ雛のウロコインコ ナツの場合

ウチのナッちゃんは、ブリーダーさんから受け取った時には全体的に筆毛が生え揃いかけていましたが、とても小さく華奢でした。

引き取ってからは、おそらく環境の変化が影響で成長期なのに副鼻腔炎(風邪)を発症させてしまいました。

ウロコインコは丈夫なインコではあるんですが、やっぱり成長過程で難があると虚弱な感じに育ってしまうんでしょうね。

鳥の病院の診断に関する記事はこちら↓
http://inkoshiiku.com/natudiary/pbfdbfd-kekka.html

鳥の病院では、インコの病気検査をいくつかして、副鼻腔炎の治療と鼻の掃除をしてもらいました。

レントゲンなどから、鳥の病院の先生からは、この仔は卵詰まりを起こす可能性があるから「産卵させないほうがいい」との情報もいただき繁殖を断念したりもしました。

毛を抜かれたハゲの雛に関するまとめ

・親インコのストレスが主な原因と言われています。

・雛がハゲていたらすぐに巣上げるすようにしましょう。

・ハゲた雛は成長が遅くなる可能性があるので献身的に育てましょう。

・買う予定の雛がハゲていたら、他を探すほうが余計な出費が減ります。

・ハゲ雛でも目視確認で元気なら問題はないかと思います。

サンチークはまだまだレアカラーで高値で売買されているので、難があれば見送ることも念頭に置いて目視確認させてくれるブリーダーやショップで買うようにしましょう。