セキセイインコや文鳥の手乗りを幼少期の時に、親におねだりした記憶があります。
そのおねだりは叶わなかった。でも、大人になって、その時どうして買ってもらえなかったのか?理由が解るようになりました。
子供だけでは、手乗りインコを飼うにあたっての世話の行き届きと飼育する根気が未熟だからなんでしょうね。
手乗りインコは雛から手塩に掛けて育てよう
手乗りインコといえば、セキセイインコや文鳥などの比較的低価な小鳥がメジャーなようですが、ペットショップや小鳥専門店などに売っている、コザクラインコ・サザナミインコ・マメルリハなどの小型インコから、オカメインコ・ホオミドリアカオウロコインコ・オキナインコなどの中型インコくらいなら、手乗りインコとして含まれるかもしれませんね。
ペットショップに売られている鳥は、愛玩鳥として売られているので、基本ベース手乗りとして育てられています。
なので、簡単に手乗り状態のインコを買うことはできます。だけど、それでは飼い主への懐き度は決して高くないようです。もちろん個体差はあるようですけど。
たとえ小型インコであっても、インコの知能は人間が思っているよりも高いので、人間の顔の認識くらいは出来ますし飼い主の手の感触もおそらく分かっています。
なので手乗りインコを飼うのであれば、できる限り雛ヒナの状態でお迎えをして、飼い主が手塩に掛けて育てるのが良いでしょう。
手乗りインコに最適な雛の選び方
手乗りインコを飼うには、できる限り雛ヒナの状態が良いと書きました。
それは、育ての親に懐きやすいという点から、ベタ慣れの手乗りインコに仕立て易いと言うことからです。
それでは、生後どのくらいの雛を迎えれば良いのか? いくつかのポイントと共に紹介していこうかと思います。
おすすめは、孵化して4週目から5週目の雛です。日齢でいうと30日齢〜40日齢くらいが手乗りインコにし易い雛と言えます。
ここで一つ注意があります。
個体差はあると思いますが、お迎えした雛が神経質な性格だった時は、挿し餌を食べてくれないことがあります。
そんな時は、まず室温管理(28℃〜31℃)をして、雛が怖がっているようなら落ち着かせましょう。
そして、その仔をお迎えしたペットショップやブリーダーさんに、どんな餌をどのような状態でどんな風に与えていたのかを聞いて、それと同じようにして餌を与えて見ましょう。
手乗りインコを迎える時の準備
インコをお迎えするときに最低限の準備は予めして置きましょう。
- プラケース30cmくらいのサイズ→ プラケース Mサイズ
- 消毒液(ビルコンs)が理想的→ 手乗りインコの雛を飼う時は消毒液が必要
- アサヒのペットヒーターセット→ 保温器具セット(アサヒのペットヒーター)
- 霧吹き(100円均一で十分)
- キッチンペーパー(床材として)
- シリンジ(注射器見たいなの)→ シリンジ 針なし注射筒
- 挿し餌スプーンセット→ ひな給餌セット インコ用さし餌スプーン
- 雛用の餌(挿し餌)→ フォーミュラー3 250g ラウディブッシュ
- 乳酸菌(ベネバック)→ ベネバック[乳酸菌ゲル]
だいたいこの位の準備があれば、いつでもお迎えができます。
初夏から秋口までに雛をお迎えする場合、ペットヒーターなどは要りません。ですが、気温が26℃以下になる秋以降から初夏までは必需品となりますので必ず購入しておきましょう。
手乗りインコの飼い方 豆知識
豆知識として追記しておきますね。6月26日追記
プラケースにはペットヒーターは入らないサイズ感です。我が家では、プラケースが溶けないようにしてプラケースの中にペットヒータを入れ、プラスチック製の洋服タンスの中で雛を育てました。
この奥にプラケースに入ったペットヒーターがあります。
うちのぽてちは、自力でこのタンスから出られるようになるまで、ここで過ごしました。それからはゲージになりました。